スピ畑の収穫期

既婚、夫子供有り  精神衰弱からスピリチュアルにハマって、マインドコントロールされ、痛い目をみた半生

解け出す洗脳

Mとはその後パタリと音信不通になりました。

どこにも顔を出さないのです。

 

後から聞いた話だと、公共の出入り禁止の場所に一か月近くいたようです。

 

え~・・・それって・・・もう人としてダメじゃん・・・

 

今となって納得の事実ですけどね(笑)

Mと音信不通になった頃から、私にかけられたマインドコントロールは解け出していきました。

 

毎日毎日Mのブログ更新を楽しみにし、それを片っ端から読んでいた私。

 

もちろん、音信不通になった時も重要だと思う記事はパソコンに保存してましたし、それを見たりしていました。

 

Kさんの言い分には随分とイライラさせられましたし、最初の頃はKさんはアタマおかしい!と怒り心頭でしたが、それも時間の問題で直ぐに忙しい日常でどうでもよくなっていきました。

そしてそれと同時にMの事も、割とどうでも良くなってきました。

どうでも良くなりつつあった頃、「ん?そういえばMの言い分ってちょっとおかしなところあったよね」と、Mの記憶が蘇ってきたときに、冷静な私はその記憶を鵜呑みにせずに分析し出したのですね。

なかなかやるよね、私(*'ω'*)

 

でもこれって、普段あらゆる人がやってる当たり前の事なんですけど、マインドコントロールや洗脳されてる人って「一切疑わない」のです。

 

だからちょっとした違和感や、変な感覚も無視。

 

教祖様万歳!です。

 

怖いですよね。

 

これの最上級が宗教戦争だと心底思います。

教祖様が「死んで来い」って言えばきっと死ぬんでしょう。

 

今ならその感覚が解ります。

マインドコントロールを打ち破るには、距離を置く事が一番だと今は見に染みて思いますが、されている時はそれが出来ないものです。

 

なんせマインドコントロールの中に「毎日教祖たるものの言葉と言動を逐一見るように」というメッセージが入っているのですから。

 

なので、カルトや自己啓発でもそういったマインドコントロールにハマっている時は、他人の言うことなど一切聞かないのです。

 

もちろん、自分の使命というかそういったモノを持っている強い人は、人のネガティブな意見など聞き入れず、独立独歩で成功していかれるものですし、これらの方とマインドコントロールされてる方とは違います。

 

さて、マインドコントロールが解けていった私は、幸いな事に保存したMの過去記事と今までの体験を冷静に振り返る事を始めました。

 

そうすると、出るわ出るわの矛盾点。

 

それをやっている時に私の中で何かがピタ!っと繋がる事があったのです。

そこからさらにマインドコントロールは解け出して、いつの間にかマインドコントロールの手法さえも手に取るように解るようになっていました(笑)