修行をやり出す(笑)
セミナー後、最高の優越感で日々を過ごした中で「Mに教えて貰った事をしっかりと日常に活かしていこう」という思いから、能力向上のために修行し出しました(笑)
Mのように朝早く起き、食事回数を減らし、節度を守って生活する。
一見すると大変素晴らしい生活です。
実際にこの生活で私の身心はある程度向上しました。
朝日を見ながらの修行はストレスの軽減をもたらし、食事回数の制限はダイエットにもなり、肌荒れも解消しましたし、夜は早く寝る事で日中のパフォーマンスも向上しました。
こうやって書くと素晴らしいですね、ほんと。
でも、これ、7~8割は無理してやってたんです(笑)
食事もこの頃から肉食を避けるようになってきました。
食事は一日に二回。
基本的に朝昼食べたら夜は抜く、という感じです。
そんな時に風邪をひいて寝込んだのですが、Mは「熱は浄化だから。食べずに寝ていればカルマは浄化されて、治ったころにはスッキリしている」と。
その言葉通りに、家族が「何か食べないと体力つかないよ」との声も聞かず「熱の時は食べない方が良いんだ!皆食べ過ぎて、肉なんて食べるから体がおかしくなるんだ!」なんて言い張って、さらに家族から離反していく始末。
もちろん風邪ですからほっとけば治るわけですが、このように自分ルールで治った場合は別ですね
「Mの言った通り、食べずに寝てれば治った!!しかもスッキリした気分で、カルマが解消されたようだ!」
となるんです。
熱によって浄化されるとか、カルマの浄化とか、その辺は実際のところ現状でも不明なのですが、普通に考えてもしんどい状態から普通の状態に回復すれば改善した、と思うものです。
それを過度に汲み取って、ただ単に体調が改善しただけなのにカルマが浄化した、というのはやはり言い過ぎでしょう。
ですが、当時の私には単純な体調改善ですら、そのような意味づけをイチイチ付けていたのです。
吹き出物もカルマの解消だと思い込んでました。
「やっぱりMの言葉は正しいんだ」
と、Mへの信頼はさらに強固なものになっていきました。