最早常連というか、側近に近づく私(笑)
セミナーも2回、3回と続けて行く事でMにも顔を覚えて貰えるようになってきました。
初回こそしどろもどろでしたが、歌も人前で歌っていますから慣れてくると割とおしゃべりになってきます(笑)
といっても、自分が何時も中心になるようなタイプではないですけど。
自己主張が無い人間ではないので、喋る事は自己アピールも兼ねていたりするので、嫌でも覚えて貰えるでしょう。
特に「このグループでは絶対皆と仲良くなりたい!」という気持ちがあったので、いつも以上に自己アピールに勤しんでいた気がします。
3回目のセミナーが終わる頃には、Mの側に座ってMと普通に会話をしている自分がいましたし、Yさんとは相当仲良くなってプライベートでもやり取りするほどになりました。
「Mってほんと凄いよね!Mこそこれからの日本のリーダーになるべきよね!」
「そうそう!ほんとそう思う!」
なんてどこかのカルト集団のような事を平気で口走っていました。
といっても、現状の日本でも本質的な感覚を持ったリーダーを望む意識はあると思いますし、心のどこかでそれを誰しも望んでいるのでしょう。
何時まで経っても良くならない経済、働いても働いてもたまらないお金・・・
何か救世主のような人が出現して、我々の生活の苦悩全てを解決してくださる。
こんな事は有史以来人間が何時も持っている根本的な願望かもしれません。
そこにMを私たちは重ねていたのでしょう。
救世主がMだと。
そんな時にMからYさんに一つの打診がありました。
「Yさんを中心にして、そちらの地域で定期的に集まってフォローバックの会をしてほしい」
との事でした。
Mのセミナー参加者は沖縄から東北までおられたので、簡単言えば「地域支部会」をしてくれ、との事です。
そしてYさんの呼びかけの元、私を含め来れる範囲の方数名は時間を見つけては喫茶店で集まっていました。
私にはこの集まりが最高に優越感を覚える、快感すら覚える瞬間でして、まさにエゴに最高のエサを与えている状態でした。
このブログを書いているのも何かの欲求を満たすためなのでしょうが。
とにかく、MからのYさんに、Yさんから直接私たちに声がかかって集まる。
この集まりこそ未来の日本を作る根本になるんだ、何てことまで考えていましたし、集まった人は大体このような考えがありました。
しかし、これこそMのマインドコントロールの一端だったのです。
この時私はかなりディープにマインドコントロールされていました。
それはこの記事を読んで頂ければ解りますが、上記の思考に一切の疑いを感じていなかったのです。